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米国における経済危機

リーマンショック以降、米国の経済危機が叫ばれて久しいですが

つい先ほど発表されたフィラデルフィア連銀製造業景況指数の結果は

その余りの凄まじさから多くの投資家などがショックを隠しきれていないようです。

このフィラデルフィア連銀製造業景況指数とは、フィラデルフィア連銀が管轄する

ニュージャージー州など3州における製造業の受注状況や雇用状況に基づいて

行われる統計です。

結果は毎月公表され、前月の結果と比較しその3州においてどの程度製造業が

成長しているかということを調べることが目的となっています。

この統計は全米全州を対象とした調査の次に信頼性が高いといわれるもので

米国の景気の先行きに少なからず影響を与えるものといわれています。


さて2011年7月に公表された結果では3%の成長となっており、

緩やかな景気の回復が見込まれておりました。

その結果8月に公表される結果は2~3%の成長になるであろうと予想されていました。

しかし、実際に発表された結果の余りの酷さに言葉を失いそうになります。

なんと前月の成長率と比べ、マイナス30%と大きく悪化したのです。

その原因は新規の受注の急激な減少とリストラによる雇用状況の悪化であると

されています。

この数値はリーマンショック直後と同程度のものであり、米国の景気は決して

良くなってはいないということを証明する形になってしまいました。

またこの結果はニューヨーク株式市場における急激な株価下落を誘発することにも

なり、その影響は米国だけでは収まらず日本を始めとするアジア各国にも飛び火する

形になっています。


昔とは異なり今はインターネットや様々なメディアの普及により情報が直ぐに

世界中に発信されるようになりました。

それと同時に数国の経済的問題が瞬く間に世界各国の経済に影響を与えるようにも

なりました。

何とか米国が経済危機を乗り越え、他国に与える影響を最小限に出来るよう

努力をしていただきたいものです。