人事労務の専門家として 「人」 が十分に能力を発揮できるようベストを尽くします。

平成24年度における健康保険料率

この数日で季節がめっきりと秋づいてきましたね。

毎年思うのですが、夏はじわりじわりとやってくるのですが

秋~冬への変化は突然来るというか、急に寒くなるような気がします。

しかも今年は既に冬風邪が流行ってきているそうで。

健康には気をつけたいものです。


風邪といえば来年度の健康保険料率のことが少し話題になりました。

ここでいう健康保険とは協会けんぽのことです。

このままいくと来年度の料率が10.2%と初めての二桁に突入しそうだと

いうことで議論になっています。

その理由はやはり少子高齢化。

正直今のままでは健保の財源は厳しいというのが現実です。

しかしこのまま保険料が上がり続ければ労働者だけでなく、

折半負担をしている事業主様にとっても頭が痛くなる問題になりかねません。

そこで何とか二桁にならないよう厚生労働省や健保協会側で協議を

重ねているようです。

協会けんぽについてはその給付に必要な費用の一部を既に国庫が補助しています。

今後その割合を増やしていくことが保険料の上昇に歯止めを掛けることに

なるかもしれません。

しかしそうなると「その財源は一体どこから出すのか」という問題に直面します。

国民皆保険制度は日本が世界に誇るべき制度であり、それは今の米国が

置かれている状況を見ていると良く分かると思います。

もしこの制度が破綻してしまえば、裕福な人々は手厚い療養を受ける事ができ、

そうではない人々は見捨てられてしまうという「医療格差」が広がってしまいます。

そうならないためには国民一人一人がある程度の負担をすることを覚悟する必要が

あるのではないでしょうか。


この数年間、様々な税金の引き上げについて議論がなされてきており、

昨年10月には煙草税が引上げられました。

この先、国民が安心して生活を営めるようにしていくにはどうしたらよいのか。

問題が大きくなる前にしっかりと議論し、適切な判断が下されることを願うばかりです。