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社会保障改革の行き詰まり

タイトルは少し厳しい言い方になってしまったかもしれません。

しかしそれが今まさに日本の社会保障制度がおかれている現状なのではないでしょう

か。

この度、年金受給開始年齢が68歳から70歳程度までに引上げる案が先送りに

されました。

その理由としては現役世代からの反発が思っていた以上に強かったからとのこと。


厚生労働省による統計の結果を見ていくと現役世代、その中でも10代20代の方々の失

業率がとても高く、平成21年度平均では9%超となっています。

その様なタイミングで年金受給開始年齢を引上げるということは当然に定年年齢の

引上げも検討しなければならなくなり、その結果若年層の雇用の確保が困難になるの

ではという懸念が出てくるのも当然なのかもしれません。


しかし日本の年金財源が厳しいのも現実。

年金保険料を引上げるのか、支給額を引き下げるのか、

受給開始年齢を引上げるのか、それとも消費税を引き上げ

その分年金財源に充てるのか。

我々に残された選択肢はそう多くはないように思います。