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特定最低賃金

今年も10月1日から埼玉県では新たな最低賃金759円が適用されております。

最低賃金という言葉は誰しもが一度は聞いたことがあるかと思いますが、

そこには大きく分けて2種類のものがあるということはご存知でしょうか?

今回新たに発表されたものというのは埼玉県で働く全ての労働者に適用されるもの

です。

それではもう一種類とはどの様なものなのでしょうか。

それは様々な業種がある中で特定の業種に適用される「特定最低賃金」とよばれる

ものです。

その職種とは例をあげますと、各種小売業や非鉄金属製造業などで、それらの業種

ごとに異なる額が定められています。

そして特定に関しては一般に比べ、高い額が設定されています。


この特定最低賃金は毎年12月の始め頃に発表されるため、現在のところ

どの程度の額になるかは何とも言えませんが、最低賃金が前年度と比較し

9円上がったことを考えるとやはり9円から10円程度の上昇があるといえるのでは

ないでしょうか。

今の日本経済の状況を考えますと、非常に経営者の方々には辛い状況であると

思います。

しかし、日本においては未払い賃金の時効は2年となっており、最低賃金未満の

金額を支払っている場合、一気に請求されかねません。

また未払い賃金には付加金というものも請求できますので予想以上に高い金額を

支払うよう命じられる恐れもありますので十分に気を付ける必要があります。