人事労務の専門家として 「人」 が十分に能力を発揮できるようベストを尽くします。

育児休業給付の延長

育児休業給付は原則として対象となっている子が1歳に達する日までとなっています。

(パパ・ママ育休制度は話が複雑になってしまうのでまた違う機会に。)

近年では共働きの夫婦が増え、保育所不足が問題になっています。

そうなってくると必ずしも子供が1歳になるまでの間に保育所が見つかるとは

限らなくなります。現に待機児童の増加が大きな社会問題になっています。

しかし原則として育児休業給付の支給は1歳まで。

給付が終わってしまったら生活に大きな支障が出かねません。

その様な場合はどうしたら良いのでしょうか。


その様な場合を想定して国は育児休業給付の期間の延長を認めています。

その期間は子が1歳6ヵ月に達するまでの間となり、余裕を持って保育所を探すことが

出来るシステムになっています。

この制度を利用するためにはまず都道府県の認定を受けた保育所に申し込みを

することから始まります。

その場合には子の1歳の誕生日前までの日を入所希望日として申し込む必要が

あります。またあくまでも申し込む事が重要で、ただ説明会などに参加して入所が

難しいと言われただけなどではこの延長制度は利用できません。

また認定保育所以外の保育所に申し込んだ場合も同様です。

申し込みをしたけれども入所ができなかった場合は、その旨の証明書が市区町村から

発行されますのでそのコピーを提出することが必要となります。


一番良いのは保育所不足問題が解決することだと思います。

しかし、なかなか解決の糸口が見えない中、この様な制度を活用しやすくし、

労働者が仕事と育児を両立できるように援助していくことが日本の福祉の向上、

そして労働者のモチベーションの向上につながるのではないでしょうか。