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助成金の活用と社会貢献

助成金のなかで最もポピュラーなものは「雇用調整助成金」でしょう。

これは経営が厳しい中においても労働者を解雇することなく休業を行ったり、

労働者への教育訓練を実施するなどの措置を講じた事業主様に支給されるものです。

しかし助成金は雇用調整助成金だけではありません。

そのほかにも様々なものがあり、その目的にそった要件を満たした事業主様又は

労働者の方々に支給されています。


そんな助成金の中には目立たなくとも、大変重要なものもあります。

今回はその中の一つ。「発達障害者雇用開発助成金」をご紹介させて頂きます。


最近ではテレビなどのメディアにおいて取り上げられることも多い発達障害。

発達障害の方々の多くが芸術などの才能に恵まれていたり、

集中力が非常に高いなどの能力を有していると言われています。

しかし一方では人間関係を築くのがあまり上手ではないなどの理由により、

就労の場面になるとつまづいてしまうこともあるようです。


この助成金は発達障害の方を労働者として新たに雇い入れる際に、その計画を作成するなどの

一定の要件を満たした場合に事業主様に支給されるものとなります。

この制度により多くの発達障害者の方が就労し、社会において自立していくための第一歩を踏み出しています。

しかし一方では他の助成金と比べあまり知られていないというのも現実です。


今後日本はかつて経験したことのないほどの少子高齢化社会に突入していくと言われています。

明るい未来を創っていくためには年齢や性別、障害の有無に関係なくそれぞれが自立し

生活していけるようになることが大切なのではないでしょうか?

そのためにはこのような制度を上手く活用し、会社側もそして労働者側も双方が

社会の一員として貢献していくことが重要だと思います。