人事労務の専門家として 「人」 が十分に能力を発揮できるようベストを尽くします。

命の大切さ

日本は経済的に見たときに

世界の中でも豊かな国であり

格差社会になりつつあると言われますが

米国など他国と比べると

まだ格差はそこまで広がってはいない様に思います。

しかし、現実には毎年多くの方々が自ら命を断たれることを選択しています。


警察庁は平成22年度における自殺者に関する調査結果を公表しました。

その調査によりますと前年度の自殺者数は21年度と比べ多少の減少が

見られますが、それでも3万人を超す方々が自ら命を断たれました。

その多くが60歳代、50歳代、40歳代、30歳代などの

所謂現役世代と言われる方々です。

また自殺者のうち70%が男性であり、また60%以上の方々が無職の状態でした。


日本における自殺者数は昭和53年の調査では約2万人であったのが

平成10年に初めて3万人を越え、それ以来10年以上その状態が

続いています。


国もインターネットにおける情報発信など

様々な支援を行ってはいますが、

どの様に支援すれば良いのか難しいことだと思います。

もし職場の同僚やご家族の方が落ち込んでいたり

以前と様子が変わっていたりする場合は

注意しておき、必要な場合は

心療内科や精神科へ相談を促したり

カウンセリングを受けるよう進めるなどの対策が必要かと思います。

昔はうつ病は心の部分だけの問題だとされていましたが

近年では脳内物質との関係性も分かってきています。

つまり心の持ち様だけではなく、

医学的な治療が必要なのです。


また自殺者のご遺族の方々への心の支援も

これからどの様に行っていくのか、国をあげて考えなければ

ならない時代が来ていると思います。