人事労務の専門家として 「人」 が十分に能力を発揮できるようベストを尽くします。

標準報酬月額と経済

日本の健康保険及び厚生年金制度を賄うための

財源の多くは社会保険に加入している事業所の事業主様と

労働者の方々が負担している社会保険料です。

社会保険料は労働者の方々に支給されている報酬の総額を

政府が定めている標準報酬月額等級表に当てはめ

その等級毎に定められている保険料額を事業主様と

労働者の方とで折半負担するというのが原則です。

(健康保険料率につきましては各都道府県ごとに定められています。)


従って世間の標準報酬月額の平均を知ると言うことは

現在の日本における報酬の推移を知ることができる1つの

方法であるとも言えます。


全国健康保険協会は協会けんぽに加入している

労働者の標準報酬月額の平成23年3月末時点での全国平均を発表しました。

その結果によりますと全国の平均は約276,000円となり、

前年度の同期と0.2%の減少となりました。


この数ヶ月間、様々な統計を見るたびに

日本の経済や社会保障に関する問題が非常に大きいものであると

実感させられます。

しかし、そこで諦めることなく少しでも社会保険や労働保険の

問題を改善し、より良いものにしていくのも社会保険労務士の

社会的責任であるとも感じます。